2009年06月30日

疲労骨折

またまた病気か、と誤解されては困りますが、パソコンのことです。

この記事は先週書いたものですが、「父が倒れました」の記事を上書きしてしまいましたので書き直しです。一度お読みになった方は読み飛ばして下さい。

疲労骨折したのは私ではなく、デスクトップパソコンの電源スイッチ。毎日毎日入れたり切ったりしているのですから部品が折れるのは時間の問題なのですが、同じ故障は二度目です。
今日修理から戻ってきたのですが、部品代は630円なのに、標準修理費と診断料で14000円余りの加算。
部品だけ分けてくれないのは、やはりすべてのハードに責任を持ちたいというメーカーの姿勢なのですから、仕方ないと思います。

先日書いたもっと点字を大切にしてほしいなの記事の方のパソコンは、グラフィックボードに問題があるという報告を頂いています。
その方は、視覚障害者向けに便利なグッズやオーディオ機器、パソコンソフトなどを販売している業者に、当事としては最強のスペックのパソコンを組み立ててもらった、とおっしゃっていました。しかし、その業者に問い合わせても、どんなグラフィックボードを使ったかの記録が残っていないと言われただけでなく「もうそんなものは時代遅れだ」とも言われたそうです。
私は自作パソコンは組み立てる人の趣味や満足の世界のものだと思います。もし他の人にも組み立てて差し上げるのなら、最後まで責任を持つべきだと思います。
私も、パソコンの動きが安定しないと言われて出かけて行った先のパソコンが自作パソコンで、IEがエラーを起こしていたので「組み立ててもらった人に直してもらって下さい」と退散してきたことがあります。

私は、最近は高知システム開発からパソコンを購入していますし、周囲の人にもお薦めしています。以前は名古屋は全国的にもパソコンや周辺機器が安いと言われてきましたが、最近はネット通販や地元ショップよりも高知システムのほうが安価に入手してくれることのほうが多いです。
また、高知システムは、ユーザーからソフトのインストールの依頼を受けたときは、どんな環境でどんなソフトをインストールしたかのカルテを残してくれていますので、私が仲介をしても適切なサポートができます。

今回の場合は、スイッチだけの故障ということが判っていましたのでメーカーに修理に出しましたが、パソコン専門の宅配をメーカーが依頼してくれましたので、これくらいの料金は妥当なんだろうなあと思っています。

視覚障害者、とくに初心者に限って「場所がないからノートにした」とおっしゃいます。でも、スキャナやプリンタなどのケーブルで、けっきょくは机の上がいっぱいになってしまって、デスクトップもノートも変わらないと思います。
パソコン宅配便は梱包資材も業者が持ってきてくれますし、メーカーが伝票も用意してくれますので、本体を玄関に出しておくだけです。
視覚障害初心者には、やはりメーカー製のデスクトップパソコンがお薦めです。
posted by 平瀬 徹 at 14:13| Comment(0) | パソコン、アクセシビリティ

2009年06月20日

もっと点字を大切にしてほしいな

Windowsが起動しなくなったので、復旧してくれる人を紹介してほしいという電話を頂きました。
その方のパソコンはもう随分前から安定動作していないようなので、必要なデータのバックアップをするように勧めていましたが、とうとう来るときが来ました。
視覚障害者用のソフトについては、ただリカバリすればいいというわけには行かず、音声画面読みソフトの環境設定も必要になってきますので、ボランティアにしても業者にしても安心して依頼できる所は少ないです。そういうこともあって、なかなかリカバリに踏みきれなかったのかもしれませんが。
その方は仕事にパソコンを使っておられるので、業者を紹介することに・・・・・。
当然のことながら、パソコンでメールのやり取りはできないので、業者から携帯メールでパソコンの送り先の住所を送信していただきました。ところが、メールがエラーで戻ってくるという業者からの連絡。
仕方ないのでそのユーザーに電話して「今から業者の住所を言いますからメモして下さい」と言ったら「点字器がない」とのこと。「どうするつもりだったの?」とお聞きくすると「携帯メールで住所送ってもらって、それを宅配業者に見せて送り状を書いてもらうつもりだった」と・・・・・。
いくらパソコンで何でもできるようになったからといっても、中途失明者じゃないんだから家に点字器くらいは用意しておいてほしいな。

私もパソコンを使うようになる前は友達の電話番号は殆ど覚えていました。
しかし、最近はいつも小型の点字器を持ち歩いてメモをし、帰宅するとパソコンに入力。スケジュールは携帯電話の中です。
講座で立て続けに質問されると忘れてしまうこともあるので、一つずつ質問していただくか、質問を聴きながらメモして回答。
文明の力で頭を使わなくなったせいか、それともやっばり年のせい?
posted by 平瀬 徹 at 20:15| Comment(2) | パソコン、アクセシビリティ

2009年06月12日

やれやれです

「教えて!goo」にさくらブログ(シーサーブログ)で右サイドバーに変更するにはというのがあったので、私もスタイルシートを好きな音楽のデザインに変更してみました。
いろいろやっているうちに、ブログの表示がすべて消えてしまいました。
さくらのブログのコンテンツ画面は、ノーマルモードではマウスを当てると操作できるようになっているようで、私が使用している音声画面読みソフトではどうすることもできません。
ところが、エキスパートモードはチェックボックスやコンボボックスの操作ができます。よく画面のイメージがわからないまま操作するものだから、とんでもないことになりました。
どなたかさくらのブログの設定画面、説明していただけませんか!
posted by 平瀬 徹 at 14:40| Comment(0) | パソコン、アクセシビリティ

2009年05月22日

WindowsXPの無人インストール

 先々週の土曜日、エクスプローラのエラーでWindowsXPは起動するものの、キー入力を受けつけなくなってしまいました。
 リカバリは音声が出ないので、自力ではできないものと思っていました。
 ところが、無人インストールという方法があることを教えていただきました。

 下記のような内容でwinnt.sifというファイルを作り、フロッピーディスクに保存しま
す。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
;WINNT.SIF(XP)
;SetupMgrTag
[Data]
AutoPartition=1
MsDosInitiated="0"
UnattendedInstall="Yes"

[Unattended]
Repartition=Yes
UnattendMode=FullUnattended
OemSkipEula=Yes
OemPreinstall=No
TargetPath=\WINDOWS
UnattendSwitch="yes"

[GuiUnattended]
AdminPassword=*
EncryptedAdminPassword=NO
AutoLogon=Yes
AutoLogonCount=2
OEMSkipRegional=1
TimeZone=235
OemSkipWelcome=1

[UserData]
ProductKey="ここにプロダクトキーを入力"
FullName="ユーザー名を"
OrgName="組織名を入力"
ComputerName=コンピュータ名を入力

[Identification]
JoinWorkgroup=WORKGROUP

[Networking]
InstallDefaultComponents=Yes
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 リカバリCD-ROMからブートし、CDドライブが動きだしたら素早くフロッピーディスクを挿入します。
 すると、フロッピーにwinnt.sifを読みに行き、あとは待っているだけでCドライブをフォーマットし、WindowsXPが自動的にインストールされます。
 ドライバ類はインストールされませんので、視覚障害者の場合はUSBスピーカーを接続しておかないと、サウンドドライバも画面読みソフトも自力ではインストールできません。

 無人インストールでは、メーカー特有のツールはインストールされないようです。そのため、Windowsがとても軽快に動くようになりました。

 最近のパソコンにはフロッピードライブは搭載されていないものが多いと思います。USB接続のフロッピードライブでもいいのか、USBメモリでもいいのかは試していないのでわかりません。
 winnt.sifを一緒にリカバリCDに焼き込む方法もあるようですが。

 WindowsVISTAはXMLファイルを使うようです。
 動きが軽くなるので、時間があるときにやってみようかな!
posted by 平瀬 徹 at 08:46| Comment(1) | パソコン、アクセシビリティ

2009年04月06日

東京ディズニーリゾートのショーレストラン予約

今まで開門と同時に走らなければならなかったショーレストランの予約が、インターネットでオンライン予約できるようになったようです。
ところがこのサイト、フラッシュコンテンツなので私たちにはどうすることもできません。
もう一つの方法としては、ディズニーホテルに宿泊するという方法もありますが、決してリーズナブルとは言えません。休日は随分前から宿泊予約がいっぱいですし。
これなら、同行者に開門と同時に走ってもらうか、ベテランガイドヘルパーと一緒に走ったほうがいいかも!
東京ディズニーリゾートは障害者割引がありません。健常者と同じように楽しめるだけの自信があり、バリアフリーにもなっていると聞いています。
しかし、このオンライン予約はしっかりバリアを作っています。障害者だけでなく、パソコンを使うことができない健常者に対してもバリアです。携帯電話からの予約もできないようです。
電話で12分程待たされて、せめてHTML予約ページを作ってほしい、と要望しておきました。
posted by 平瀬 徹 at 11:06| Comment(2) | パソコン、アクセシビリティ