2009年09月28日

久しぶりのガイドヘルパー講座

特定非営利活動法人ネットワーク大府の講座では、バスの乗降実習ができないことが気がかりでしたが、今回は知多乗合株式会社のご理解も得られて初めてカリキュラムに入れることができました。
今回の受講生は優秀な若い女性ばかり。いわゆる「資格オタク」は一人もいらっしゃらなくて、「取得したヘルパーの資格を仕事に生かしたい」という意気込みが伝わってきました。
つい私も欲が出て、JRの券売機の音声ガイドを利用したTOICAへのチャージや、セブンイレブンのATMを受話器のボタンだけで行う操作、QUICPayの活用についても実演してしまいました。
posted by 平瀬 徹 at 19:58| Comment(0) | 福祉・ボランティア

2009年08月27日

点字の選挙公報

今までは「点字毎日」や「点字ジャーナル」の号外として簡単な候補者の経歴を記した「選挙のお知らせ」を選挙管理委員会が買い上げて視覚障害者に配布するケースが多かったのですが、今回は全文点訳版が届きました。
「最高裁裁判官国民審査」についても、簡単な経歴だけではどんな人かがわからなかったので、辞めさせたい人全員の名前を書いていました。(点字ではバツ印をつけるのではなく、罷免したい人のフルネームを書かなければなりません。)時間がかかるので、「辞めさせたい人がいなければ何も書かなくてもいいんですよ」と係の人から言われつつ、全員の名前を書いていました。
今回は、送られてきた公報を全部読みました。新しく任官された方の中には、弁護士、検事、判事等を歴任されてきた方ばかりでなく、他の政府機関で働いてこられた方が二人いらっしゃることがわかりました。
送られてきた公報を熟読して、投票に行きたいと思います。
posted by 平瀬 徹 at 10:31| Comment(0) | 福祉・ボランティア

2009年05月25日

郵便屋さん、ごめんなさい

 最近ポカミスが多いです。
 布封筒でお便りするとき、宛名カードを裏返すのを忘れ、自分に戻ってきたり、
住所変更のお知らせを頂いていたのに宛名カードを作りかえてなくて一週間ぶりに宛先不明で戻ってきたり
他の人の宛名カードと間違えて「「私宛じゃないですよ!」と送り返していただいたり・・・・・

 郵便屋さん、無料で配達していただいているのに、ごめんなさい!
posted by 平瀬 徹 at 21:53| Comment(3) | 福祉・ボランティア

2009年04月24日

三大都市

マイミクさんの日記に、

三大都市だろうが、所詮三番目であって、ビリっケツ。
名古屋って微妙に不便。
同じ愛知県でも、名古屋出ないと何もないし、東京・大阪にはかなわない。

って書いてありました。
確かに、コンサートの名古屋飛ばしも多いです。
道路は広いけれど、バスは最寄りの駅からしか出ていないから、同じ中川区内や隣の港区に行くにも一時間以上かかってしまうこともあります。
東京や大阪のように、電車だけでどこでも行けるのがうらやましいです。同じ所に行くにもいろんな乗り換え方があるみたいですし。

東京で道を尋ねると、自分が知っている所まで教えて下さって、あとはまた人をつかまえて聞いて下さいと言われます。
名古屋では、「どれ、私が聞いてきたげるわ」と行き方を知らない人でも案内して下さいます。でもたまたま方向音痴の人をつかまえてしまったときは大変です。大遅刻になります。
でも、名古屋人のおせっかいなくらいの人柄は大好きです。

道頓堀で飲んだ後、二次回にカラオケボックスに行こうということになりました。
私以外は全員晴眼者。
交番の前まで連行され「お前、キティちゃんのカラオケボックスの場所聞いてきてくれへんか!」って言われました。
なぜ見えない私が?なんて有無を言わされることもなく、交番の中に押し込まれました。
交番の通りをまっすぐ行った右手と言われましたので、私にも案内できました。
で、仲間はもちろんキティちゃんのカラオケボックスの場所は知っていたと思います。!
「陰湿な虐めだ!なんて決して思いませんでしたが、恥ずかしかった!
posted by 平瀬 徹 at 13:08| Comment(3) | 福祉・ボランティア

2009年04月18日

やっぱり点字上達の鍵は「読み」

点字に興味を持って下さった患者さんから「点字ののばす文字ってやっぱり棒線なんですね」って言われました。
そうなんです。点と点が近いと、点の集まりではなく線として感じられるんです。

のばす文字(ー)は
○○
●●
○○
です。

ちなみに矢印は
○○ ○○ ●○
●● ●● ○● 
○○ ○○ ●○
です。

点字を覚え始めたころ(今でもそうですが)
●○  ●○  ○●  ○●
●○キ ○●サ ●○ノ ○●ヨ
○●  ○●  ●○  ●○
は曲線、バナナのように触れます。

●● ●● ●●
●○ ○○ ○● ヘ フ ム
●● ●● ●●
と書くと長方形として触知されます。
最近は試験問題の空欄記号には
○● ●● ●● ●○
○● ○○ ○○ ●○
○● ●● ●● ●○
を使いますが、私は「ヘ フ ム」のほうがしっくり感じられます。

私たちは、点字を点の集まりとしてではなく面としてとらえています。
皆さんが漢字やひらがな、カタカナを読むときも、線や点の組み合わせというよりは図形としてとらえているのではないでしょうか。

晴眼者の方には点字を触読していただく必要はないと思うのですが、上記のように感じられるということを理解していただけると、とてもうれしいです。
立体コピーの場合、二本の線が近いと一本として触知できてしまうことがあります。
触図としてはサーモフォーム複写機を使うとさまざまな材質の貼り絵を原盤にできたのですが、生産中止になったのが残念です。
点字プリンタの中には、三種類の点を打ち出すことができるものもありますが、実際触読で判別できるのは二種類だと思います。それがプリンタによって大点と中点だったり、中点と小点だったりするので、同じデータを使い回すことはできません。
posted by 平瀬 徹 at 16:19| Comment(3) | 福祉・ボランティア