2009年02月13日

休日に治療のご予約をいただく患者さんへ

 一昨日は、現代鍼灸手技療法研究会の大阪勉強会の仲間の所に、スカイプのインストールに行ってきました。スカイプはとても高音質なので、相手方のパソコンの画面読みソフトの音声を聴きながら、パソコンの操作やソフトのインストールのサポートができます。複数の人との会議通話もできるので、遠隔地を結んだ勉強会も可能です。
 私がスカイプを始めたころは、パソコン操作の質問の嵐で、しばらくオンラインにしなかったときもありますが、最近は音楽や鍼の話で話し込むこともあり、仕事の合間はオンラインにしています。
 さて、ひらせ鍼灸院の治療予約については、休日でも在宅であればお受けしています。ホームページの予約・問い合わせメールフォームに入力していただきますと、携帯電話にも転送されますので、外出先でも可能な限りご返答致しております。
 一昨日は、家族が電話をお受けしたのとホームページからのご希望時間が重なってしまいました。このようなときはどうしてもホームページからのご予約が優先になってしまいます。
 このブログをお読みになれる方は、休日に関しましてはメールフォームからお問い合わせ頂きますよう、よろしくお願い致します。

 一昨日は、もちろん技術交換もしてきました。
 ランチは中華料理。大阪まで来てなぜ中華?と思いましたが、カレー味の中華飯や豚のテンプラといった、珍しいものを頂きました。
 夜はお好み焼屋さんで広島焼き。
 大阪まで行ってよかった!
posted by 平瀬 徹 at 12:48| Comment(1) | 鍼灸治療

2009年01月30日

音声教科書は有効か?

盲学校理療科で、音声教科書が就学奨励費として認められることになりそうです。
あんまマッサージ指圧師、はり師、きゅう師の試験が都道府県単位から全国統一試験になって、点字を早く読めない中途失明者への配慮として、音声読み上げによる出題も採用されました。普段の勉強を点字の教科書でしていれば、自分の解答を見直すことはできたでしょう。
ところが、教科書まで朗読(私は音訳という言葉は好きではありません)になってしまったら、読み書きできる文字を獲得することができないと思います。国家試験のとき答案を見直すことができるのか?また合格し職に就いたとして、カルテの読み書きができるのか?
点字表記が「中途失明者に理解しやすいように」とブツ切りに改訂されてきています。しかし、朗読教科書を容認するということは、必ずしも今の点字教科書が理解しやすいということでもないような気がします。

先日紹介した点字で文通コミュニティには、弱視の方がたくさん参加してらっしゃいます。全盲になったときのことを考えて、点字も勉強しておこうという方も多かったんだと思います。大昔、盲学校では弱視者も点字の教科書で勉強させられていた時代があったと聞いたこともあります。

もちろん、パソコンを使えばインターネットで症例や文献検索もできるし、カルテ管理も健保レセプト作成もできます。
 しかし、すべての視覚障害者がパソコンを使えるのでしょうか。

私が免許試験を受けたときの思い出話を・・・・・
当時は都道府県単位の試験だったので、日にちが重ならなければ滑り止めに他の県の試験を受けることもできました。
抽選で私は三重県に行くことができたのですが・・・・・
愛知では学科試験は25分一科目、あるいは50分二科目単位でした。
ところが三重県は、午前の分、午後の分に分けて問題をドサっと渡されて、時間配分はご自由にどうぞ!しかも問題は「何々について述べよ」という漠然とした小論文形式。触読に時間がかかる中途失明者でも実力を発揮できるようにという配慮だったのでしょう。
三重県のあんまの実技試験は、大きな部屋で同時進行。隣では理学的検査をしているのに私は「悪い所を見つけて指圧しなさい」と言われました。試験官が業者だったようで、いろいろ手技についてのアドバイスも受けられ大満足!
はりの実技は三人の試験官に当たりました。その中に、脈診して鍼をするという出題がありました。当時名古屋盲学校では西洋医学的な考え方の治療法を中心に教えていましたので、戸惑った人もいたようです。私は脈診流の経絡治療に興味があり、先輩に誘われて勉強会に参加したり、下校途中も先輩の鍼灸院に通って勉強させていただいていたので難なくクリア!えらく褒められました。

現在の国家試験は学科試験しかありません。臨床家に評価されることなく合格し、患者さんの治療に当たってもいいのか・・・・・。

晴眼者の鍼灸マッサージの学校は私立しかないのでお金もかかります。みんなアルバイトをしたり勉強会に参加したりして必死に勉強しています。
アルバイトで患者さんに接することにより、実践に役立つ技も身につきます。

近年晴眼者と視覚障害者の国家試験の合格率にかなりの差が出ているようです。
盲学校の先生にももっと点字を大切にし、中途失明の人たちに教えてほしいし、先生方にももっと業界とのパイプを強くし、国家試験に合格させればよいのではなく、臨床に役立つ技を教えてほしいと思います。
posted by 平瀬 徹 at 11:51| Comment(5) | 鍼灸治療

2008年09月17日

もうかってまっかー?

「晴眼者(見える人)がこの業界に進出してきたから視覚障害者がもうからなくなった」と嘆いている人がいます。どうなる、視覚障害鍼灸マッサージ師にも書いていますが、晴眼鍼灸マッサージ師が急増していることは確かです。
視覚障害者にとって往療できないことは大きなハンディです。晴眼者は、午後数時間、車を運転して往療に出かけられますが、公共交通機関で移動していたのでは時間的にもロスを生じます。
しかし、晴眼者の方々がこの業界に増えてきたのは、病気を治すのに、また健康管理にも鍼灸マッサージが有効だからだと思います。
戦前から代々開業なさっている治療院もあります。そういう治療院の中にも、往療はしていない所もあります。
パソコンを使って視覚障害者も健保のレセプトを作成できるようになりました。
医学誌が点訳されるまでには3カ月くらいかかりますが、最近はインターネットで最新の情報を得られるようになりました。
晴眼者の方々が鍼灸マッサージの免許を取るのには、私立の学校に行かなければならないので視覚障害者よりもお金がかかります。皆さん必死です。
視覚障害者の往療を支援するためのNPOを設立したいというご相談も、晴眼者の鍼灸マッサージ師の方からあった話です。
愛知県鍼灸師会や日本鍼灸師会の学術講習会では、スライドを使うことが多いのですが、講師が内容を読み上げながら解説して下さるケースが殆どです。
今年も愛知県鍼灸マッサージ師会の学術講習会の日に、日本盲人会連合の東海地区夏期研修会が重なっていたようです。以前私が名古屋市視覚障害者協会の役員をさせていただいたときも同じことがありました。他県が当番の年ならやむを得ないかもしれませんが、地元開催のときに一年以上前から日程が判っているのに重ねてくるということは、視覚障害者のほうで障壁を作っていると思われても仕方ないと思います。
この一年余り、ひらせ鍼灸院に新しく来院して下さる患者さんの九割はホームページをご覧頂いた方です。何度もメール交換をしてから来院して下さる方もいらっしゃいます。
これからもこの仕事に誇りを持って、患者様お一人お一人を治療させていただきたいと思います。
posted by 平瀬 徹 at 13:40| Comment(0) | 鍼灸治療

2008年08月21日

クーラーは好きですか?

今日は家の中に心地よい風が入ってきています。今は治療室のエアコンを止めて、窓を開け放ってこの日記を書いています。
よく「先生はクーラーが効いた所で仕事できていいねぇ!」って言われますが、私はクーラーが苦手なので、患者さんがいらっしゃらないときはエアコンがない部屋に避難します。もちろん熱帯夜もエアコンなしで寝ています。
妹に「エアコンがある部屋を除湿にして、ドアを開けっぱなして寝ようよ」と提案されましたが、のどが痛くなったので、翌日から却下!
昨夜は窓を開けていると寒いくらいで、途中で窓を閉めました。
夏に多い症状と対策にも書いていますが、五十肩や頚の寝違いの患者さんが増えています。これからは寝冷えにも注意する必要があるかもしれない!と自分に言い聞かせていたりします。
もう秋はすぐそこに来ているような気がします。
皆さん、体調を崩さないよう、もうひと息頑張りましょう!
posted by 平瀬 徹 at 16:19| Comment(4) | TrackBack(0) | 鍼灸治療

2008年08月13日

視覚障害者の往療を支援するためのNPO

以前ガイドヘルパー講座の講師依頼があった会社から、視覚障害者の往療を支援するためのNPOを作りたいと思うので相談に乗ってほしいという連絡があり、行ってきました。
高齢者・障害者自立支援協会は、来春のNPO化を目指しています。
晴眼者で保険治療をしている人は、午前中と夕方から夜にかけて宅療をし、午後数時間を往療に当てている人が多くいらっしゃいます。それは、車を運転できるからで、私がもしバスや電車を乗り継いで往療に出かけるとすると、かなり時間にロスが出てしまいます。
このようなロスを防ぐために、企業を退職された高齢者をドライバーとして雇用し、視覚障害者の鍼灸マッサージ師を送迎して往療を支援しようというのが大きな目的です。
その他、鍼灸マッサージ師のスキルアップや市民向けの普及講座も事業に入っています。
当初は名古屋市内の老人ホームを中心に往療することから始め、段々地域を増やしたいとのこと。
皆さんの周りにこのようなNPOで働いてみたいと思われる方、何らかの形でご支援いただける方がいらっしゃいましたら、ご連絡いただけるとうれしいです。
また、皆さんがお住まいの地域に、視覚障害鍼灸マッサージ師を派遣している事例がありましたら、詳しい内容について教えていただければ幸いです。
posted by 平瀬 徹 at 18:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 鍼灸治療