以前から「平瀬君が出席しないと参加者が少ない」と言われていましたが、今回は8人と寂しい例会でした。
しかし、点字プリンタの機嫌がよかったようで、隔月の演歌集の発送もあったのに早く終わりました。
今回はお二人、新しい方がいらっしゃいました。お一人はメールで問い合わせをいただいていましたので、先に点字のお便りをお送りしておきました。読むの大変だったと思いますが、すぐに文節分かち書きを理解していただくことができました。
点字を書けるようになるにはそんなに時間はかかりません。しかし、読めないと点字の文法をご理解いただくことは難しいと思います。
私が参加しないと、すぐにパソコンソフトの使い方をレクチャーしてしまい、結果点字を読めない、触読しやすい点字についてご理解いただけないままパソコン点訳(入力)に移行してしまうケースがあります。
やっぱり「読み、書き、算盤(パソコン)」の順が大切なのかなあと思います。
一般に広く使用されている点字はひらがなとカタカナの区別がない表音かな点字です。
かな漢字変換の候補文字を音声化するWindows画面読みソフトのおかげで、視覚障害者も漢字かな交じり文を書けるようになりました。しかし、「えい、やー」で最初に表示された文字でエンターキーをたたいてしまう人も・・・・・。
やはり漢点字を覚え、読み書きできるようになってからパソコンに取りかからないと、恥ずかしい思いをしてしまうと思います。
「多少間違っていてもかなだけで書かれるよりはいい」と言われたことがありますが、私には屈辱的な言葉でした。
晴眼者の方に点字を覚えてほしいという以上は、私たち視覚障害者も、きちんとした漢字かな交じりの日本語文を書きたいものです。
私はよく誤字を書きます。しかし、ありがたいことに誤字があるとコッソリ教えて下さる方がいらっしゃいます。
通信教育で短期間に漢字の使い方を覚えたので、勘違いもあります。
これからも漢字のご指摘、よろしくお願いします。
2010年03月28日
今年初めて点訳サークルの例会に参加しました
posted by 平瀬 徹 at 23:22| Comment(4)
| 福祉・ボランティア
頭の中がなかなかひっくり返りません。
書くのは早くなりましたが、
読むのは3倍以上の時間がかかります。
まだまだ修行中の身。
いずれ、点字サークルとかにも
入りたいと思っています。
ガイドヘルパー、やっぱりやってみようか。
と、最近思って来ました。
見える人は、書くほうから点字を読んでもかまわないと思います。
でも、街の点字表示は裏から読むことができないので、表示が間違っているとか、飲食店のメニュー作りなどには、表から読めたほうがいいと思います。
お近くの視覚障害者のため、点訳もガイドヘルプも、よろしくお願いします。
まずは、街で視覚障害者を見かけたとき、ぜひ声をかけてあげて下さい。
駅の改札で、困っている視覚障害者の方がいました。
なんとかしてあげなくちゃ
と思い、声をかけました。
「駅員さんのいる改札までお願いします」
と言われたので、
混雑した人込みを、その人の手をひっぱって
連れて行ってしまったことがあります。
怖かったでしょうね。
今思うと、なんでもっと気を利かせられなかったんだろうと思うし、
また、身近にいないと、こういうこともできないんだ。と思いました。
あまりにも怖い手引きの仕方をされる方には「すみません、肘につかまらせて下さい」とお話しますが、何もおっしゃらなかったということは、そんなに怖いガイドヘルプではなかったと思います。
また街で視覚障害者を見かけたら、声をかけてあげて下さい。
私のHPやブログが、お役に立てれば幸いです。