皆さん、ご心配をおかけしましたが、一昨日から無理しない程度に仕事させていただいています。
退院した日、ファンヒーターが壊れまして、近くのショッピングセンターの中にあるエイデンに出かけました。母と妹に「お金払うから買ってきてくれてもいいよ」と言ったのですが「気分転換にお茶でもしに行こうよ」と言われて出かけました。
でも、やっぱり疲れました。喫茶店の中のタバコの煙が気になりましたし、エイデンも空気がよくないなあと思いました。
やはりしばらくは、人混みに出かけることは見合わせたいと思います。
さて、病院の中ではいろんな人間模様がありました。
有料老人ホーム内で転倒し、大腿骨頚部を骨折したおじいちゃんは、私が入院している間は老人ホームの職員もご家族も、一度も面会にいらっしゃいませんでした。ご家族は遠方にお住まいということで、すぐに来られないのは仕方ないとしても、多額のお金を払って入居しているにも関わらず、職員が来ないというのはどうかなあと思いました。二時間ごとの体位変換、とても痛そうでした。おじいちゃんも大変だけど、二時間ごとに床ずれしないように寝返りをうたせてあげる看護師さんたちも大変だなあと思いました。「痛いじゃないか、ばかやろう」とおっしゃっていたおじいちゃんも「もう少し優しくしてくれよ」と懇願するようになりました。手術が成功し、痛みがなくなっていてくれますように!
面会時間、ほぼご家族がベッドサイドで過ごしてらっしゃる患者さんがいらっしゃいました。しかし、ナースコールの連発。ご家族がついてらっしゃるのなら、必要なときはナースセンターに出向いてケアをお願いすればいいのにと思いました。
年末年始は、三人の看護師さんとお一人の補助員さんで五十数人の患者さんのケアをきりもりしておられました。点滴や酸素の管を抜いて徘徊したり、失禁する人がいたりして、大変そうでした。
他の患者さんのところには頻繁に看護師さんがやってきているのに、私は昼食後に検温、血圧と酸素飽和度の測定があるだけであとはかまってもらえませんでした。「どうして朝ではなくお昼なんですか?」とお聞きしたら「お昼がその人にとって最も安定した数値なんですよ」と言われて納得。
年末年始も、先生は一日おきに回診に来て下さいました。
個人病院はきちんと年末年始休んでいるのに、大きい病院のスタッフは大変だなあと思いました。
2010年01月07日
いろんな人間模様
posted by 平瀬 徹 at 10:35| Comment(2)
| 日記
私も2ヶ月間入院したことがありました。
いろいろなドラマを見せていただきました。
なにが幸せなんだろうと考えるきっかけにもなりました。
わたしの兄夫婦も看護師で年末年始は仕事だったようです!
生と死にかかわる仕事っていろんな意味で大変ですよね。。