昨日の午前中は、人体の不思議展に行きました。
三カ月、五カ月、七カ月、そして生まれる直前の胎児の標本が展示されていて、人権が尊重されているのかという疑問は残りましたが、肝臓や脳の重さを持ち上げて体感できるコーナーや、右半身は骨格、左半身は筋や神経の走行を触れて確認できるコーナーもあり、とても勉強になりました。
骨密度や血管年齢などを検査できるコーナーもありましたが、24日に特定健康診査を予約してあるので、まあいいかなあと思いパス。
午後は、守山区小幡の蔵漆倶(クラシック)というカフェで行われたジャズライヴに行きました。
私は蔵漆倶の近くのヤマハ守山音楽センターに、ジャズピアノのレッスンに通っていたことがあります。
守山音楽センターのオーナーで、音楽プロダクションも経営なさっているYさんには、エレクトーンをイベントで演奏するとき機器の運搬からイベントのプロデュースまで、大変お世話になりましたし、DonnySchwekendiek先生にもYさんからのご紹介で就くことができました。
久しぶりにYさんから「おしゃれなカフェでジャズライヴを企画したので遊びに来ないか」とお誘いを頂きましたので、行くことにしました。
演奏者は、ヴィブラフォンの殿岡ひとみさんとピアノの杉丸太一さんのデュオ「T.D.T.」。
ジャズバラードからクリスマスソング、ラテンまで、心地よい響きに浸ることができました。
殿岡さんは、曲によってマレットを使い分けてらっしゃるようでしたが、私にはどういう理由なのかよくわかりませんでした。残響が違ったり、丸みが違うのかな?
杉丸さんは、ベース奏者がいるのではと思うくらい厚みがある音で、しかも高音域まで弾いてらっしゃるので、よっぽど手が大きいのか、それとも手が三・四本あるのかなあと思うようなダイナミックな演奏でした。手を触らせてもらえばよかった!
1セット目のライヴが終わったところで、Yさんに「通して弾ける曲ある?」と言われ「ないこともないですが」と口を濁していたら、周囲の人にも押され、ピアノの前に!、ナットキングコールの「ザ・クリスマスソング」を演奏させていただきました。途中から殿岡さんにも絡んでいただく、というよりは支えていただき、セッションの楽しさを味わわせていただくことができました。
殿岡さんに「もう一曲やりませんか」と言われ、坂本九の「上を向いて歩こう」も一緒に演奏させていただきました。
プロのライヴを聴きに来ていらっしゃる皆さんの前でピアノを演奏させていただくのは初めて。とても緊張しました。
帰宅後、FMラジオを聴いていたら、ジャズのセッションで「蘇州夜曲」が流れてきました。そういえばこの曲、人体の不思議展からご一緒していただいた患者さんがお好きな曲だとおっしゃっていたことを思い出しました。
私も聴きながら、とても弾いてみたくなりました。
2009年12月14日
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選曲もいいですね。
突然、これだけ弾けるなんて素敵ですね。
先日はご一緒させていただき、ありがとうございました。
蘇州夜曲は亡き祖父が教えてくれた思い出の曲です。病室で祖父母と一緒に歌ったことを昨日のように思い出します。
今度、楽譜を忘れずに持って行きますね。
殿岡さんも杉丸さんもとっても素敵な方でしたね。
ビブラフォンを演奏する殿岡さんのお尻がとてもキュートで思わず見とれてしまいました。同い年とは思えない凛とした雰囲気が伝わってきました。
杉丸さんも優しいピアノと同じで、のんびりした雰囲気の方でしたね。懐かしいイントネーションと思っていたら、同じ三重県出身の方だと知り、勝手に親近感を覚えています。
平瀬さんのピアノも優しい音色で素敵でした。ありがとうございました。
また、ぜひセッションしましょう!
楽しみにしてますね^ー^
人体の不思議展は、かなり以前から、こちら関西でも 大阪で年1回位は、期間 を定めて催されていますね。
臆病者の私は、触るのが苦手なんです。
鍼灸学校時代にありました解剖実習でも、全く情けない話しですが、勉強に なるはずの、人体解剖には、参加しませんでした。
治療者のはしくれとしては失格ですね。
話しは、平瀬さんが、行かれたピアノとびぶらほんのライブ良かったのが、こちらにも、伝わってきましたよ。
それに加えて平瀬さんのピアノ飛び入り、プロとのセッション良かったですね。
関西に演奏される機会があれば、私にも、情報、お知らせ下さいね。