ゲストアシスタンスカードは、すべてのゲストが、安全快適に気を配ったキャストが、礼儀良く対応出来る環境を通して、ショーを、効率よく体感できるようにと考えられたシステムだそうです。
障害者の特権ではなく、出来る限り健常者と同じサービスを受けられるようにサポートする制度であるということに十分留意して利用させていただく必要があると考えています。
車椅子や松葉杖の利用ゲストが、一般待機列(スタンバイキューライン)に並ぶことによって発生する可能性がある不慮の事故を防ぐために、この制度が存在しています。また、緊急事態発生時に全てのゲストを迅速、かつ安全に避難誘導するためにも必要な制度だそうです。
同制度はカードに記載された障害の内容や必要なサポート内容をキャストに正確に伝える役割も兼ねており、ゲスト側にも行く先々で障害の内容や必要なサポート内容を何度も伝えなくて済むという利点があります。そのためか、ファストパスがあってもゲストアシスタンスカードの提示を求められたアトラクションがありました。
殆どの場合、ゲストアシスタンスカードを提示すると、アトラクションの出口から案内されます。
今回、私たちはゲストアシスタンスカードを殆ど使わずにディズニーリゾートを楽しみました。
ゲストアシスタンスカードを提示すると、その時点での待ち時間を、ベンチに座るなどして他の場所で過ごすことができます。しかし、遅刻は許されないと思います。
これに対し、ファストパスは一時間の余裕があります。
ヴェネツィアン・ゴンドラに乗船する前、ゲストアシスタンスカードの提示を求められました。妹の彼が期限切れのカードを持っていましたので提示すると、再発行してくれました。そのときの待ち時間は20分、私たちは並んで乗るつもりでいました。
キャストのお兄さんは、私たちを近くのベンチに案内して下さって、ゴンドラの模型を触らせて下さいました。そして、ゴンドラの模型を手に説明を受けている間に、待ち時間は終わったのでありました。
カリブの海賊でもゲストアシスタンスカードの提示を求められました。ゲストアシスタンスカードでアトラクションを体験できるのは四人までと聞いています。
キャストのお兄さん、大雨の中、メインのアトラクションの印が全くないことを気の毒に思って下さったのか、5人一緒に入れてくれました。
本当は、しっかりファストパスでアトラクションを満喫してきたのに!
2009年05月08日
ゲストアシスタンスカードについて
posted by 平瀬 徹 at 18:51| Comment(4)
| ディズニー
ゴンドラの件ですが、キャストの方はゲストアシスタンスカードを利用しているあなた達の安全を第一に考え、アトラクションの特性を丁寧に説明してくれたのです。あなた達のために割いた時間です。
ただ早く乗せてくれというだけで発行するものではありません。
ゲストアシスタンスカードについてお声がけいただけなければ、ゴンドラの全体像について把握することができなかったわけですから、とても感謝しています。
TDRのキャストはみんな低姿勢で親切ですね。またぜひ行きたいです。
の
おっしゃる通り、ゴンドラに乗り下りするときや乗船中の安全も考えて、模型に触らせてくださったのかもしれません。
キャストの皆様に感謝する気持ちを与えてくださり、ありがとうございました。