「メーリングリストでご質問なさるご意志がない方のパソコンサポート、10分1000円で承ります」
スカイプのムードメッセージにこんな意地悪なことを書きました。
私がスカイプにオンラインすると、すぐだれかコールしてきます。初心者の質問の多くは、初心者が参加するメーリングリストで質問していただければ、手が空いている人が答えてくれるような内容です。私もできる限りメーリングリストではご質問にお答えするようにしています。
「私は文章を書くことが苦手で・・・・・」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、文字入力に馴れることもパソコンマスターの早道だと思います。
健常者は、パソコンを購入したときにお金を払って初期設定をしてもらいます。その後もメーカーやプロバイダーの有償電話サボートを受ける方もいらっしゃいます。
音声画面読みソフトを使う環境は晴眼者のパソコン環境とは違うことは理解できます。しかし、視覚障害があるんだからボランティアに無料でサポートしてもらうのが当たり前、という考えはおかしいと思います。
メーリングリストにも「できればフリーウェアで」という投稿が多いのですが、フリーウェアをインストールして不具合が生じたときの責任を押しつけられてはかないません。私はスカイプを始めたころから高知システム開発のソフト以外のサポートはしない、と断言しています。高知システムは、サポートさせていただいて問題を発見したときにお知らせすると、きちんと対応して下さるからです。
「高知システムのソフトは高すぎるという声も頻繁に耳にします。ユーザーがわからないことがあるとすぐに電話をする、その人件費が大きいのです。ユーザーがきちんとマニュアルを読み、それでもわからないことがあればメーリングリストで質問するようにする。そうすればソフトウェアも低価格で提供していただけるようになると思うのですが。
今個人的には、鍼灸マッサージ治療院のHP作成や、レセプト作成ソフトのサポートに力を入れています。視覚障害者の収入増になるためのサポートは大切だと思うからです。
2009年04月10日
こんなこと書くと嫌われるかもしれないけど
posted by 平瀬 徹 at 19:12| Comment(3)
| 福祉・ボランティア
なんでも無料で対応していただくことが
当たり前だと、つまり受け身の方が我々視覚生涯を持つ人は
私も多いと思う1人です。
自戒をこめて!
私も同じ考えですね。
とくに自分で検索せず電話で問い合わせたりというのがMLを読んでいて多いように思います。
私ですがほとんど自力で覚えてしまいました。
windows MEから使い始めましたがネットで調べたり知り合いに訊いたりしてる内に便利な設定などはできてましたね。
寝たきりで自分では指1本しか動かせなくても、やる気のある人は自分でできる限りの事をしようと努力されるのだと思いますが、どうしてこんなに意識に差が出るんでしょうか。
と言いつつ、高知システム開発のソフトをメインに使うようになってから、何かを得るために努力するという事がほとんど無くなってしまっているようで、ありがたいような、淋しいような気分です。
まあOPMLやナビファイルをせっせと作ればいいんでしょうけれど(汗)。