2006年03月08日

ドクター・トシュが御逝去されました

 新しい曲のアレンジができなくて、しばらくレッスンをお願いしていなくて、全く知りませんでした。
 1月24日に、大学の階段から転落され、脳挫傷でお亡くなりになったそうです。
 大阪府立大学工学部電子工学科を卒業されていますので、エレクトーンを演奏したり教えたりなさるだけでなく、設計技術者として、ELシリーズの開発にも携わられていました。
 タッチパネル採用の新シリーズ「ステージア」も何とか私にも使えるようにならないか、お願いしていました。
 エレクトーンには、前もってオブリガートやレジストチェンジを記録しておいて、再生しながら演奏する機能があります。しかし、初めてドクター・トシュのレッスンを受けたときに「リズムの打ち込みはともかく、あとはリアルタイムに演奏しないといけません」とたしなめられ、以来そのとおり実行してきました。
 タイタニックの「My Heart will go on」の弾き語り、「、「愛の挨拶」の優しいストリングス、ジョン・ウィリアムス作品の厚みがあるオーケストレーションなど、ドクター・トシュらしい音の響きは多くの人の耳に残っていることでしょう。
 ご冥福をお祈り致します。
posted by 平瀬 徹 at 14:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽
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