2006年04月02日

さわる文字、さわる世界─触文化が創りだすユニバーサル・ミュージアム─

 名古屋点訳ネットワークのボランティアと視覚障害者の親睦旅行で、大阪府吹田市にある国立民族学博物館で行われている国立民族学博物館|企画展「さわる文字、さわる世界─触文化が創りだすユニバーサル・ミュージアム─」に行ってきました。
 当日はあいにくの雨で、万博公園散策はできませんでしたが、その分ゆっくりと観覧できました。
結び文字というのは話には聞いていましたが、実物を触るのは初めて。裁縫のボタン付けの玉止めのような感じのものの数や間隔で文字を表すというものでした。
 折り紙の折り返し方で文字を表すもの、貼り絵のような浮き出し文字もありましたが、これではとても日常的には使えないだろうなあと思いました。
 シャルル・バルビエの12点点字も初めて触りました。ルイ・ブライユの6点点字を縦に増やしたようなもので、これなら読めないことはないかなあと思いました。8点の漢点字を読んでいるようでした。
 常設展示では、世界のイスが展示してあって座ることができました。木の堅いイスでも、傾斜によって、いつまで座っていてもリラックスできて疲れないというのが興味深かったです。
 ロビーの手回しオルガンも実際に体験させていただきました。弾くというよりは、とにかく力いっぱい、同じ早さで回さないとテンポがずれたりするので体力勝負!
 みんぱくキッズワールド:こどもとおとなをつなぐものも見てきました。世界のおもちゃが展示してあって、ICタグを近づけるとテレビで遊び方を説明してくれるようになっていました。
 企画展以外も、民博のガイドボランティアの方々がとても親切に説明して下さって、充実した一日でした。
 「触ることができない所にいってもつまらない」という声をよく耳にしますが、見たままを説明していただければ触ることができないものでも充分楽しむことができると思います。
 今回「触れないものはつまらないよね、私もあまり興味ないし・・・・・」とおっしゃる参加者もいらっしゃいました。しかし、図や写真の説明を入れるのも点訳にとってとても大切なこと。
 ガイドヘルパー講座でも「見たままを説明していただくことの大切さ」を理解していただくための実習にも時間を取れればと思いました。
posted by 平瀬 徹 at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 福祉・ボランティア
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/17334820
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック