2007年08月20日

鍼の実技

 昨日の現代鍼灸手技療法研究会の名古屋勉強会は、問診の基本、傾聴の仕方の後、実際に問診した後病体把握をし、治療をしあうという形で進められました。
 問診の仕方によっては「はい、いいえ」で終わってしまうので、どんなふうに尋ねれば詳しく症状を聞けるかという練習をしました。
 閉ざされた質問では充分な病体把握はできないので、開かれた問診をしなければならないのですが、なかなか難しいなあと思いました。

 昨日参加して下さった方から、鍼の実技を勉強したいという要望がありました。
病院勤めの人やヘルスキーパーの人の中には、職場で鍼をさせてもらえず、退職後いざ開業となると、鍼の感覚を忘れていて困るという声があります。
 有名な先生の技を見せていただくのもとてもよい勉強になりますが、モデルになってどんな感覚かを味わえることは少ないです。近くに寄って置鍼された状態を触らせていただくことも受講者が多いとままならないこともあります。
 仲間同士で鍼をし合うと、人それぞれツボへのアプローチの仕方が違うことがわかります。ある人はとても優しく、ある人は静かに、ある人は躍動的というように。
 私は、現代鍼灸手技療法研究会に参加するようになって、少ない刺鍼で、広い範囲に効果が出せるようになってきたように思います。
 そんな話を、信愛鍼治療院の神野先生にお話したところ、「最近は若い人で勉強し続けようという人が少なくなりましたね」と嘆いておられました。神野先生には1月にも治療院見学をさせていただき、参加者全員に鍼をしていただきましたが、来月もう少し踏み込んだ内容で理論や実技を教えていただけるようお願いしたところ、快くお引き受けいただくことができました。とても楽しみです。
posted by 平瀬 徹 at 17:56| Comment(0) | 鍼灸治療
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